博多っ子⇒江戸っ子(続き)。

Luna

2005年09月18日 08:11


福岡から東京に異動してきて半年以上たち、娘は元気に毎日を過ごしています。

娘にとって初めて触れた言葉は九州博多の言葉でした。
博多の言葉といっても、、、
同じところに住んでいても人によってかなり喋り方が違います。

たとえば『そんなことして・どのようにして・どうして』という言葉を
ある人は『そがんこと(つ)して』
ある人は『どぎゃんこと(つ)して』
またある人は『そぎゃんこと(つ)して』
またまたある人は『こぎゃんこつして』、、、、、、とかなり多彩です。
かなりまれですが最初3文字を『あがん』という人もいます。これは私は最初聞いたときかなりの衝撃受けました~。

みな同じ会社の人なのですが、住むところ、育った歴史によって変化するのでしょうか。



また、保育園の先生も例えば『~していました』という言葉を
ある先生は『~しとんしゃった』
ある先生は『~しとりよ~と』
またある先生は『~しとっちゃ。』
かなり変ったところで『~しとるくさ』(あまりつかいませんが)(..)

と、保育園でもこんな感じ。


色とりどりの博多での言葉。私、結構好きでした。住んで1年後ぐらいにはすっかり名古屋弁から博多弁に。

私が博多弁を話し始めたころ、娘も言葉を話し始める年になり、保育園の先生やお友達の中、
生粋の博多っ子となっていきました。


私が保育園にお迎えに行くと 娘『ママ、きょうしかぶった~』
                   私『えっつ???』
                   先生『お母さん?意味わかりませんか?おねしょしたってことですよ。』
                   私の心の中『わかんないよ~』

娘が私にカバンを指さし、   『ママ~ここになんが
                   
はいっとぉ~と~?』
                   私『えっ?なんが?って・・・。何?』


とまぁ、娘は博多弁を完全に会得し使いまわしていました。
子供が博多弁で喋るのって、結構響きが可愛いんですよ。

なのに、、、、東京に来て1ヶ月ほどたってふと気づきました。
『博多弁喋ってない』ことに。。。


娘に『博多弁喋んないの?』と聞くと、娘は『だってさぁ~だれもさぁ~しゃべってないんだよね~』 と、まぁ~とって付けた様に喋る事。。。

そして今ではすっかり『~さぁ、~さぁ、~だよね~、』なんていってます。

博多に居たころ、『ママ~、みよって~みよってよ~、あのね~、これね~○○っちゃろ~???』と
言っていた日々がすごく懐かしい今日この頃です。


新しいところにとなじめるか心配していた事は、取り越し苦労に終わったようです。

 

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