awakening(And it is one year)

Luna

2007年04月01日 23:43

 バルセロナから戻り、バタバタしているうちに瞬く間に日が過ぎてゆき4月になりました。


この1年、長かったようで短かったような不思議な1年でした。


去年の春、桜が満開のころに一人で旅立って逝った父。


父の最期に間に合わなかった私は


いつも、『父は最後の瞬間何を思い、旅立ったのだろう・・・。』


と思っていました。


父の気持ちになって何度も目をつぶって考えたりもしました。


そして一周忌。


お寺さんのお経を読む声を聞きながら、


父が亡くなってからの今日までの1年、そして生きていたころの父に思いを馳せていました。


今頃はすっかり雲の上の住人となって


満開の桜のもと、大好きなビールを飲んでいるのかな。。。


去年の春カメラにおさめた、父の大好きだった路地に咲いていた桜の花々。


今年は一足早く満開となっていました。


父の命日に入学式を向かえる怪獣。


きっと空の上から、可愛がっていた怪獣の入学式と、ぴかぴかのランドセルを


嬉しそうにみていることでしょう。



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