awakening(And it is one year)
バルセロナから戻り、バタバタしているうちに瞬く間に日が過ぎてゆき4月になりました。
この1年、長かったようで短かったような不思議な1年でした。
去年の春、桜が満開のころに一人で旅立って逝った父。
父の最期に間に合わなかった私は
いつも、『父は最後の瞬間何を思い、旅立ったのだろう・・・。』
と思っていました。
父の気持ちになって何度も目をつぶって考えたりもしました。
そして一周忌。
お寺さんのお経を読む声を聞きながら、
父が亡くなってからの今日までの1年、そして生きていたころの父に思いを馳せていました。
今頃はすっかり雲の上の住人となって
満開の桜のもと、大好きなビールを飲んでいるのかな。。。
去年の春カメラにおさめた、父の大好きだった路地に咲いていた桜の花々。
今年は一足早く満開となっていました。
父の命日に入学式を向かえる怪獣。
きっと空の上から、可愛がっていた怪獣の入学式と、ぴかぴかのランドセルを
嬉しそうにみていることでしょう。
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